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南北酔拳
Drunken Master part 2
Dance of the Drunk Mantis

監督/袁和平
出演/袁小田 袁信義 黄正利 林瑛 
1979年度作品


 


かの有名な「酔拳」の続編。
酔拳の続編といえば、成龍の「酔拳2」ってことになるが、こちらは前回成龍演じる黄飛鴻の師匠、「蘇乞兒」が主役。
どちらかといえば酔拳2よりもこちらの方がストーリー的にはつながりがある。
おそらく酔拳のあまりのヒット振りに成龍主演で続編を作りたかったと思われるが、契約問題により出演できなかったため、ならば前回成龍と人気を二分した袁小田(ユアン・シャオティエン)主演で作ってやろうというところか。(かなり強引だと思うが...)
が、しかしこれが予想を反してなかなかの作品。
前作では師匠に徹していたが、今回は主役ということで蘇乞兒がかなりがんばっている。

無敵の酔拳使いだと思われた彼にも弱点があり、見事なできそこないぶりに注目しましょう(^^;;;
あの蘇乞兒がコテンパンにやられるシーンや、あの蘇乞兒がパンツ一枚でヨレヨレになってるシーンなど見所は盛りだくさんで、前作の酔拳にはまった人なら必見。



〈ストーリー〉
 『黄飛鴻』に酔拳を伝授し終えた『蘇乞兒』(袁小田)は、実に3年ぶりに家に戻ってみると、妻(林瑛)が一人の身寄りのない青年『阿朦』(袁信義)を養子として引き取っていた。


 今回はお茶目な蘇乞兒

 阿朦は蘇乞兒が酔拳の達人と知るや、技を伝授して欲しいとせがむ。阿朦のことをどうしても好きになれなかった蘇乞兒は、教えてやると約束したもののまじめに伝授する気はなく、適当にあしらっていた。しかし、まともに相手されていないことに気付いた阿朦はショックを受け、そのまま家を飛び出してしまう。

 阿朦(
信義)

 宿屋に住み込みで働き出した阿朦。ある日、『千酔翁』(黄正利)という老人が弟子を引き連れて宿泊に来た。そしてその千酔翁が蘇乞兒を探していることを知る。

 千酔翁(黄正利)

 次の朝、阿朦が庭の掃除をしていると千酔翁の弟子に因縁をつけられ喧嘩になるが、弟子は相当強く、阿朦ではまったく歯がたたない。屈辱を受けた阿朦は蘇乞兒のところに戻る。そして、蘇乞兒は千酔翁のところへ向かった。

 実は酔拳には「北酔拳」「南酔拳」という二つの流派があり、蘇乞兒は北酔拳の達人、千酔翁は南酔拳の達人であった。千酔翁はかねてから、どちらが強いのか決着をつけようと企んでいたのだ。酔拳の型に蟷螂拳をミックスさせた南酔拳の強さは半端でなく、蘇乞兒は殺されかけるが、駆けつけた阿朦が捨て身で蘇乞兒を守り、なんとかその場から逃げる。

 深手をおった蘇乞兒のために薬を買いに行く阿朦だが、その帰り道、棺桶の中で寝ている『病君』(任世官)という気味の悪い男に出くわす。見るからに病弱そうな男であったが、実は蘇乞兒の弟子の一人であり、「病拳」という拳法の達人であった。
阿朦は蘇乞兒の仇を打つため、病君から拳法を習う。

病君(任世官)

 身体の傷も癒えた蘇乞兒は千酔翁に復讐するため、蟷螂拳の奥義の書を手に入れ一人鍛練に励んでいた。そこで、自分の蟷螂拳を試すため阿朦を実験台にするが、難無くかわされる。阿朦の身のこなしに驚いた蘇乞兒は、阿朦が出かける際に後をつける。
そして病君の住処に辿り着くが、そこに千酔翁が現れ、蘇乞兒に襲いかかるのだった。




やはり成龍不在ということで、前作よりも多少テンションが下がってしまうが、スタッフ等はほとんど前作のままなので、やはりなかなか面白く仕上がっている。
蓋をあければ袁小田よりも阿朦役の
信義が主役という感じがするが、蘇乞兒師匠のプライベートが覗けたような気がして、お得な気分になれる。
そしてそして、やはりなんといっても前作でも悪役を演じていたテコンドーの達人、黄正利が酔拳を披露するのも見どころ。
蹴り技主体の酔拳というのはなかなか見れないかも。

とはいえ難をあげれば、成龍がいないからって主役がこれかよ!!と思ってしまうぐらい
信義という人はブサイクなのがちょっと引っかかる(^^;;;
まあ、成龍自身も男前とはいえないが...
しかし、もともとは武術指導がメインの人らしく、功夫はうまいので安心である。
でも、最後にマスターするのが、「病拳」というのはいかがかと思われ...(;^_^A アセアセ
 
 

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